ビリヤードで一流になるのに必要な練習時間は「1万時間の法則」に当てはまるのか?

ビリヤードの1万時間 ビリヤード道

初心者や中級者、またはa級へ到達した全てのプレイヤーが現在のスキルに満足できずさらなる上達を目指して日々練習をしていますが、よく物事で一流になるためには1万時間の鍛錬が必要と聞きますがそれはビリヤードには当てはまるのか?

スポンサーリンク

一流になるために必要な「1万時間の法則」

マルコム・グラッドウェル氏の著書「天才!成功する人々の法則」で一流や天才と呼ばれる人は、「1万時間の練習」に打ち込んでいるという1万時間ルールを述べています。1万時間のルールは、才能が開花するためには1万時間の長い練習や努力が必要であるというあらゆる分野に共通するルールというものです。

たしかに世のスポーツ選手等の活躍する選手達は、子供の頃からプロを目指したりオリンピックで金メダルを獲るために日々ほとんど休むことなく練習を繰り返し夢の実現に向け努力を繰り返していた人物達です。「プロになりたい」「金メダルを獲りたい」といって数日の内に実現をする方はそういないでしょう。

では1万時間とはリアルにどのくらいの時間でしょう?

  • 毎日8時間練習 ⇒ 約3年5ヶ月
  • 毎日12時間練習 ⇒ 約2年3ヶ月
  • 週末8時間練習 ⇒ 約12年
  • 週末2時間練習 ⇒ 約48年

年により多少の前後しますが大体で上記のような年数が必要となります。あなたは上記の年数を見て「たったそれだけ!」と感じるか「そんなにかかるのか・・・」と感じるのかどちらでしょうか?

ビリヤードは練習で一流に到達出来るのか?

もちろん1万時間のルールは、ただなんとなくこなせばいいだけではなく真摯な努力を1万時間費やす必要があります。ではビリヤードで真摯な努力を続け一流の選手になれるのか?

ビリヤードのアマチュアの世界でも他のスポーツに劣らずある程度の実績を出す為には、かなりの膨大な時間の練習が必要になります。ほとんどの選手が、まずB級くらいで一旦つまづきそこで停滞をする選手と停滞せずにスキルを積み上げ続ける選手がいます。

アマチュアビリヤードの世界は、ハンデ制のためB級でA級戦に優勝することもあったりしますが、ハンデのない公式戦では決して実力のない選手が結果を出すことはありません。アマチュアビリヤードで一流とは誰もがSA級の人達をイメージすると思います。

では一流のSA級になるためには練習で到達出来る世界なのかというと、おそらく無理でしょう。SA級の定義は多々ありますが、唯一自己申告ではなることができないクラスであり誰もがなることができないクラスであることに間違いありませんので一流と呼ぶにふさわしいクラスでしょう。

そのSA級が練習では到達することができない理由として、自己申告ではなれないため誰もが認める実績が必要です。例えば全国規模の公式戦タイトルなどでしょうか。そこまでいくためには、日々各お店で行われているハウストーナメントも数多く勝利していることでしょう。そのため練習だけでは不可能で、確実な実績と裏付けのある実力が必要となります。SA級に到達せずプロへなる選手もいるくらいです。

ビリヤードは「1万時間の法則」が通用しない

ではビリヤードは練習を1万時間費やしても一流のSA級にはなれないのか?
もちろん1万時間もみたず達成する選手もいれば倍以上の時間を費やす人もいます。ということは「1万時間の法則」が通用しないということです。

「1万時間の法則」が通用しない理由として、1万時間のルールが当てはまるのは厳格なルールが必要なチェス等のルールが大きく変わることのない分野の競争では真摯な練習の繰り返しが重要な要素となります。対してビリヤードのようなルールはあれど、常にランダムな球の配置をとりきっていく決まった方法のない競技では個々の選手のスキルやメンタルまたは感性が必要な分野の競争は必ずしも1万時間の修練は絶対的な成功への近道ではないということです。

しかしビリヤードのような競技でも、真摯な練習の積み重ねが必要なことに変わりはありません。そしてそこに到達できるのかは誰にも解ることではありません。

そんな成功法則のないビリヤードにあなたは情熱を持ち続けることはできますか?

それではまた。

 

コメント