ポケットビリヤードはシュートの成功が絶対であり、その後のポジションはまずシュート成功がありきで考えるべきです。
いろいろな理由でシュートのミスを起こしてしまいますが、そのミスを減らす方法はどのようにしたらよいでしょうか?
シュート力は個人差があり、シュート力の劣るプレイヤーはなかなか勝負につながることはありません。
ではそのシュート率を向上させるためにはどうのようにしたら良いのか?
厚みだけがすべてではない?シュート力向上のための考え方とは
シュート力を気にするB球くらいの中級者は、よく厚みの取り方を気にしがちですが人間の目やイメージでとらえ方はそう大差はありません。
A級のプレイヤーに質問をすると帰ってくるのは本やネットに書かれているようなありきたりな言葉だけ。そんな切羽つまったB級はそのようなアドバイスを聞きたいわけではなくもっとリアルで的確なアドバイスがほしいと思うことでしょう。
まずシュート力が高いプレイヤーとはどのようなプレイヤーでしょうか?
シュート力が高いプレイヤーはどんないやらしい角度の配置でも決めてしまうポテンシャルを持っています。ではなぜシュート力が高いプレイヤーはそんなどんな配置でもシュートを成功してしまうのでしょうか?
シュートで大事なことはショットの瞬間まで的球の狙い点から目を離してはいけません。
ここで大事なことはショットの瞬間と書きましたが、ビリヤードのショットの瞬間はコンマ何秒の世界です。人間の感覚でショット完了したと脳が認識した時にはすでに的球にはすでに手球が到達しています。
そのため『ショットの瞬間まで』と意識をするとショット前には必ず体が動き目もぶれてしまいます。
シュートを成功を成功させるにはまず的球に手球があたりその後動き出すまで体や目は動かさないようにしましょう。極端に言えば目をつぶって球のぶつかる音を聞いたら目を開けるというくらいの感覚でしょう。
どのようなストロークがシュート力を向上させるのか?
ある程度ビリヤードを経験してきた中級者位のレベルの方はほぼ基礎的なビリヤードの動きというのはできているでしょう。
センターショットを10球中8球も成功できれば自分の狙ったところに手球を運ぶことはそこまで難しくもありません。しかし角度がついて配置がいやらしくなると極端にその能力が落ちてしまいます。
それは目から受ける情報により体が反応してしまっているためです。
一度その癖がつくとなかなか癖をなくすことはできませんが、それを言ってしまうと元も子もありません。
ストロークでこれが正解という方法ははっきりいってありません。どのような方法でもシュートが成功をしてポジションが取れてすべての配置が取り切れれば形などどのようなものでも問題はありません。
しかし、それを実行するために近道というものは確かにあります。よく教則本などにかかれていることは決して間違いでもなくA級のプレイヤーが伝えることも嘘でもありません。
シュートをミスする原因と対策は
シュートをミスするときのほとんどの原因はその目から受けている台上の配置の情報から焦って撞いてしまい撞点がずれることが主な原因でしょう。
焦らないためにまず自分でショットに対する定義をきめることです。ショットとはこうするという自分なりの定義。言葉で伝えることは難しいですが、たとえばさいごのショットをする前の素振りは一度手球にタップをぎりぎりまでち近づけて素振りを止めて厚みと撞点を確認してそれから的球を見てショットをしポケットされるまで先球を凝視するなどです。
ある程度基本的なところを守っていればどのような定義でもよいでしょう。B級の方々に質問をするとあまりそのショットに対する定義というものが自分の中で確立していないように思います。
そんな頭で考えてできるなら誰も苦労はしないと思うのでしょうが、人間の行動を言語化することはとても大事なことです。
一度お試しあれ。
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