ポケットビリヤードをしていると、シュートミスというのはどこまで上達をしても起こりうる事です。
そのシュートミスをできるだけ少なくする方法があるとしたら知りたくないですか?
今回はシュートミスを少なくするためのチェックポイントやちょっとしたコツをお伝えします。
シュートミスを防ぐには、
- ヘッドアップをしない
- ヘッドダウンをしない
- 目を飛ばさない
- グリップを強く握らない
- できるだけキューを出さない
- 焦らない
- 気持ち悪い球から逃げない
かなっと
上記7個を深堀していきます。
ヘッドアップしない
ビリヤードプレイヤーには耳タコです。
ヘッドアップをすると体の軸がズレます。
軸がずれると撞点がズレます。撞点がずれると手球の方向性は神のみぞ知るです。
よくプロの試合や世界的プレイヤーでもヘッドアップしていることあります、がしかし、撞いたあとなら問題ありません。撞く前(いわゆるインパクト前)だと最悪です。
どれだけスキルがあってもポケットは外れます。
入ったらフロックですね。
もしインパクト前にヘッドアップしても入ったのが自分の実力だと思ってるなら、今すぐトーナメントプレイヤーの道は諦めましょう。到達できる Lvはたいしたことありません。
このヘッドアップ、すごく細かく探った方がいいです。
あからさまなヘッドアップはもちろん論外です。
ただ、すごく小さなヘッドアップでも撞点がずれる原因にはなります。
その 撞点のズレで動いた厚み、手球の動きが正しい球の動きだと思っていると Lvが上がれば上がるほど苦労します。
早めに改善っと言いたいですが、おそらくズッと付き纏う課題でしょう。
メンタル的な部分も大きく関わります。
気長に付き合って、最悪自分でシュートミスの原因がわかるようになりましょう。
ヘッドダウンしない
まぁ上記と似てるんですけどね。
一つ違うのが、普段ヘッドアップしない人がやってしまうのは緊張からくる体の反応です。
しかし、ヘッドダウンは基本メンタル面がほとんど。
俗にいうヒヨッた状態。
「ハードショットだからヘッドアップしてはいけない」
「殺し球だからヘッドアップしないように」
こんな思考の時、緊張しすぎていると必ずヘッドダウンします。
そもそも、球に集中しているとそんな思考にはならないもの。
シュートミスやポジションミスに大きく心がとらわれていると、こうしちゃいけないこうしちゃいけないと考えるほど体はより反対の動きをしようとするもの。
呼吸を整えて、目の前の球とポジションだけに集中してミスを恐れずプレーをすることが重要です。
ミスを恐れるのと、リスクを回避するのとではまったく思考は違います。
目を飛ばさない
これは、ヘッドアップやヘッドダウンすると間違いなく目は飛びます。
目が飛ぶとは、撞く瞬間目がどこ見ているかわからなくなること。
目がぶんっとなるとか表現する人もいます。
目の前にいきなり物が飛んできて、その瞬間まで目を開けている人はあまりいないと思います。
目をつぶったり、目を避けたり。あんな感じのことです。
目が切れるという人もいます。
目が飛ぶとやっぱりヘッドアップ同様、その方向に体は流れ撞点はめちゃくちゃ。
どこ撞いたかわかりません。
人により、撞く瞬間に手球見ていたり先玉見ていたりその中間を見ていたり様々ですが、そこから目が飛ぶと撞点は確実にズレます。
バックスイングの開始からフォロースルーまで目を飛ばさないように練習しましょう。
グリップを強く握らない
ガッチガッチに握ったグリップからは柔軟なストロークは生まれません。
柔らかく隙間のないようにグリップを握るのが基本です。
「グリップを握らないと引けない」
「握らないとキュースピード上がらない」
という方いますが、握るといっても力を入れすぎるとキューは必ず減速します。
それが撞いたあとならいいですが、撞く前だと最悪。
撞く前だと、左右にもズレやすく手球にもスピンはかかりません。
なぜなら、キューのしなりを使えないから。
グリップは柔らかく生卵を握る気持ちで。
できるだけキューを出さない
「えっ!?」
っと思った人もいるでしょう。
「キューは出さないとダメって教わったけど・・・」
そうです、素人にはキューを出すように指導します。
ですが、ある程度上達した人ならキューを出せば出すほどストロークのブレが大きくなる原因になるので、
「キューは適度に必要最低限出す」
が正しいです。
土手やクッションに斜めに出す場合や、ポケットの付近やレストが上手く組めない場所、球ごしに撞く場合っと実際ゲームをすると快適な状況でストロークできる場合の方が少ないです。
そのため、キューは必要なバックストロークとフォロースルーを過不足なく行うことがミスを減らす原因にもなります。
かのエフレン・レイズも、キューを振るリズムが早かったり肘が教科書通りでなかったりするので見落としがちですが、意外とキューの振り幅は大きくありません。
全く振らないのもよくありませんが、必要最低限の振り幅で手球に適切なスピンを与えられるようにしましょう。
焦らない
せっかちの人だったり、プロの真似だったりする人に多いです。
早く撞くのと焦って撞くのとは別物です。
頭の回転をゆっくり考えるより、できるだけ高速にいろんな状況をプレイ中に判断している方が良い結果にはつながります。
だからと言って、何も判断が決まっていない状況で撞くのは間違いです。
しっかりテーブルの状況を確認してから構えて、決定したことに迷いを持たずに撞く。
これがリズムに乗ると誰でも早く撞くことができます。
しかし、何も決まらないまま「えいや!」って撞くのは結果上手くいったとしても成長の糧には決してなりません。
再現性のないその一瞬だけの現象にしかすぎません。
焦らず、テーブル全体の状況と手球と的球の関係性、次のポジションと厚みの関係をしっかり見定めて撞供養にしましょう。
まただからといってゆっっっくりのらりくらりプレイするのは馬鹿のやることです。
常に思考は高速化つクレイバーに
気持ち悪い球から逃げない
ゲームをしていると常に快適な状況ではありません。
- 土手
- 球ごし
- クッションへ斜めにキューを出す
- ポケット付近
- レストが組めない
などなど
上げていけばキリありません。
その体やレストや利き腕の気持ち悪かったり、体勢が苦しかったりする状況から逃げていてはいつまでたってもその球を克服なんてできません。
気持ち悪くても、体勢苦しくてもそれをそのままの状態で撞くしかありません。
ヘッドアップしたり体を逃してはいけません。
しっかり撞いた瞬間から先球がポケットへ入るまで体を動かさず我慢することが重要です。
残心が大事です。
いかがでしたか?
意外とみなさん知っていた内容でしたか?
それとも発見はありましたか?
結局は基本い立ち返るのが一番の近道ですよ。
それではまた。
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