『等身大の自分でトーナメントに勝つ』、揺るがないビリヤードのメンタルを身に付ける自信のつけ方

メンタルトレーニン メンタルスキル

ビリヤードはメンタルスポーツと言われるだけあり、その時のメンタルがプレイのパフォーマンスに大きく左右します。
『メンタルトレーニングを練習に取り入れよう』と誰もが考えますが、そのメンタルトーレニングが間違っているかもしれないということ

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トーナメントでは上達を望むのではなく結果を出すことだけを考える

メンタルを考える前に、トーナメントは本来の目的は勝利することであり、ビリヤードでは優勝以外が「~勝」とは呼ばれないかなり厳しいスポーツです。準優勝では最終的に負けてトーナメントを終えることになります。

そのためトーナメントは結果が全てで、結果を出せばいいのですが意外にも多くのプレイヤーがトーナメントを楽しもうとします。しかし、そんな気持ちで望んで負けて帰ってくると眉間にしわがより決して楽しそうにも見えません。そもそも、結果が出た(いわゆる優勝したから楽しい)のであって過程が楽しいのではないはず。

そんなプレイヤーは、いくらトーナメントに出場しようと経験値を積み上げることは難しくせっかくの出場があまり意味を持ちません。

トーナメントは、誰でもわかるとおり最終的に一人の優勝者を絞り込む試合のため結果優勝を目指すものです。もちろん負けるために出場するかたも少ないと思いますが、ちゃんと優勝を目指して戦っている人も少ないものです。

日本は何事も過程を楽しむ傾向にありますが、それはトーナメントやもちろんビジネスにも向いていません。トーナメントやビジネスは結果を出してこそ評価されるべきものであってその過程は苦しくても楽しくなくてもいいのです。だから「楽しむ」というマインドは必ずしも必要ではないのです。

弱い自分ではトーナメントに勝てない?

では、その結果=優勝を出すためにはどのようにメンタルトレーニングを行えば良いのか?ここでまず最初に理解しておくことはメンタルトレーニングは一朝一夕には身につくものではないということです。

その簡単には手に入らない強いメンタルとは、日本では「マイナスの感情を抱かない」「緊張しないように」など考えられがちですが、強い選手や海外の選手は「マイナスの感情を抱いていても実力を発揮できる」という考えを持っています。

強い選手は、日常と違うトーナメントに出場しているのだから緊張をして当たり前。その状態でどれだけ自分の実力を100%発揮できるのかを考えます。しかし日本人で多く見られるのは、緊張すると自分の実力を発揮できないからなんとか緊張をほぐしたいと考え過程を楽しもうとします。

そういう状態は、そもそもその時の自分を受け入れきれていない状態なのです。緊張を嫌うということは、その時の自分の実力や状態をちゃんと受け入れきれず勝負から逃げている状態のメンタルでそのような状態になります。

本来その時の自分の実力を認めているのであれば、成功や失敗も勝利や敗北もしっかり受け入れることができます。メンタルの強いプレイヤーとは、負ける時もちゃんと負けることができます。そして、自分より強いプレイヤーと当たった時は勝てないこともしっかり受け入れた上で勝負に挑みます。

分の悪い対戦相手に勝利する時は、相手が決定的なミスをしてくれたか幸運に恵まれたかのどちらかのはずです。そのためメンタルの強いプレイヤーは、『勝負は時の運』と捉え『人人事を尽くして天命を待つ』という状態なのです。そんな状態だからこそ負けてもしっかりと負けた自分を受け入れることができるのです。

自分を観察することがメンタルトレーニングの第一歩

ではどのように強いメンタルを手に入れるのかですが、常に自分自身の観察が重要になります。

例えば、試合に出る日が決まっていてその試合前のいつごろから自分は緊張するのかやいつから試合を意識しているのかしっかり自分自信を観察することが大切です。また、試合ではない日々のプレーのなかでも特定の状況で自分はどんなことを考えたのかをしっかり記録に取ることが大事です。

自分のメンタルを受け入れていないプレイヤーにみられるのは、「あの時どのような状態だったのか?」という質問をすると単一的な答えしか帰ってきません。しかし、しっかりと日々のプレーの記録を見ると意外にもたくさんの考えを自分が持っていることに気がつきます。

意外にも自分が思っているほど自分を解っていないことに気が付くでしょう。まずはそれを第一段階としてまずは自分を知ることが大事です。記録をとって振り返ることで自分の知らないもしくは見てみないふりをしていた自分を認識することが一番大事です。自分の感情から逃げずにしっかりと受け入れていきましょう。

次に、大きな目標をしっかり持つことは大切ですがその前に小さな目標を持ってください。小さいといっても今の自分の実力でギリギリできるであろう目標です。そしてその小さな目標を数多く作り成功体験を積んでいきます。成功体験を積むことで緊張時でも実力が出せるんだと自分に分からせる必要があります。

よく聞く「この失敗が次につながるんだ!」「負けて強くなる」とは決して思わないことです。それはあくまで結果そうなったというだけで、負けの結果が出る前から考えては行けません。そう考えることは、結局負けた自分を受け入れられないからなのです。

逃げずに自分を受け入れて現在の自分にOKを出して積み上げていこう

ありのままの自分を受け入れて、現在の自分に小さなOKを出していって未来の勝利をしっかり掴む努力をすることがメンタルトレーニングです。

そしてだんだんと自分を受け入れることができるようになれば、現在の自分のやっていることが未来のつかみたい勝利と結びつくようになるでしょう。等身大の自分で勝負に挑めば「緊張しても実力が出せる」強いプレイヤーになることができるでしょう。

それではまた。

 

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