自己申告制だからこそ見逃してはいけないA級の大事なこと

bclass 球屋の過ごし方

ビリヤードにおいてクラスは自己申告制です。そして実力は数値で表すことができないためほとんどのトーナメントで採用されています。最近は一部のプロが率先してアマチュアのクラスを数値化しようと実力テストを作成して、それがビリヤードの初心者の入口にもなったりしています。

その自己申告制のクラスはどのきっかけで上がって行けばいいのか?

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ビギナーからB級までの昇格

ビギナーからC級を経てB級までは結構アバウトに考えてもいいと思います。

まずビギナーからC級は定期的にビリヤードをプレイして正しくナインボールのルールを理解し、ある程度配置がよければ連続で3球くらいはシュートができるくらいでいいでしょう。マイキューを買って持ち始めるくらいとかでもいいかもしれません。

C級からB級はマスワリが2、3回でたとかで良いかと思います。1回ではマグレもあるので2、3回はある程度の実力がないと出ません。それで試合に勝てるかというと・・・、勝てないでしょう。

かなりアバウトに書きましたがB級まではこんなものでいいと思います。そもそも実力を数値化なんて難しいものです。こんな配置がクリアできたら何点とかつけてもそれが実際の試合では間違いなく通用しないですし。

なぜクラスを分けるのか?

そもそもクラスを分けるのは試合での公平性をとったからでしょう。しかしいつからか実力の指標に使われるようになってきたのも事実です。実力なんてはっきり分けきれるものでもないかと思いますが・・・。

はっきり分けることができない実力のため現在の形の様なざっくりとした感じが一番無難でしょう。そしてB級までも各自で上がりたければ自己申告制のため上がってしまってもいいかと思います。

超がつくほどのベテランのプレイヤーから聞いた話ですが、30年から40年以上前までは現在のクラス分けとはかなり違っていたようです。

ほとんどのプレイヤーがBC級でA級はタイトルホルダーのみという形です。今で言うSA級です。それだけA級が少なくそしてアマチュアの輝かしいクラスだったようです。そもそもプレイ人口も少なかった時代ですからそのような形を取っていたのでしょう。

それからプレイ人口も増え一説では奥村健プロの頃からSA級ができたという話を聞いたこともあります。本当かどうかはわかりませんが、銘苅プロがアマチュアでイケイケの時代に「魔神級」というのもあったとか。。。

持論でもありますが本来、本当の試合の公平制はクラス分けがない全プレイヤーハンデなしというのが一番公平ではないかと思います。そもそもトーナメントって強いものが勝ち上がり弱いものが負け落ちる仕組みのためハンデをつけること自体おかしいのではないでしょうか?

しかしハンデのない試合にはおそらくBC級は出場しないでしょう。

  • どうせ勝てないからエントリフィーがもったいない
  • 一度も勝てない試合に出ても面白くない

という心情が大きく、現在のハンデ制でさえ上記の様なことをよく聞きます。一番プレイヤー人口の多いBC級が出場しないとトーナメントは開催できないくらいなのでハンデ制も致し方ないかと思います。

B級からA級への昇格

話を戻しA級への昇格は少し考える必要があります。
A級はSA級をのぞけばアマチュアプレイヤーの最高級となるためそれだけ意識も必要かと思います。昔のようにA級が少なくない現在のA級インフレ状態ですが、これがビリヤードの人気低迷になった原因の一つでもあると思います。

自己申告制のため誰でもA級にはなれますが、意識なくA級に上がるとマナーも悪く実力もない状態でBC級からは全く見向きもされないA級になってしまいます。

私はビリヤードを始めた時A級のようになりたいと憧れて頑張って練習をしたから現在A級としていれるかと思います。いわゆる憧れです。単に実力だけのことではなくA級のプレイする雰囲気をみてかっこいいと思ったのが一番大きかったです。

もちろん試合で勝てるもしくはいつでも勝負出来る実力とビリヤードにおける知識はデフォルトで持っていることが前提ですが、一番大事なことは低級者から憧れを抱かれる雰囲気が大事でしょう。

例えば、対戦中の運の悪さや相手の圧倒的な調子の良さ等でふてくされている態度ではA級の資格はありません。そしてセンターショット一つ取っても簡単に球をセンタースポットにおいて台の対角線上に手球を配置するとき適当に配置していたのではまだまだA級には早いかもしれません。

綺麗にまっすぐ配置するって意外と難しいものです。その微妙な配置の違い、景色の違いに気づけないようではスキル的に大いに問題あります。そんなマナーやスキルに問題があるプレイヤーがビリヤード業界から去っていった人間を何人も知っています。

やはりトップアマであるA級の背負っているものは小さくないと思います。A級になるのだからすごくビリヤード愛が強いプレイヤーでしょう。そんな愛あるプレイヤーがあこがれを抱かれないプレイヤーってかなしいことです。

それではまた。

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