シュート力を向上させる厚みの正確な捉え方とは(1)

厚みの捉え方

ポケットビリヤードにおいて厚みは決して無視のできないものです。ビリヤードの初心者はこの厚みを正確にイメージすることが最初の上達の壁となるでしょう。

ではその厚みを正しくイメージするにはどのように考えていけば良いのかを考えて見てきましょう。

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なぜ厚みという表現をするのか

まずはなぜビリヤードで厚みという表現をするのかを考えてみたいと思います。

手球を的球へ向ってショットする時、的球と自分の間に手球がありその手球に向って上半身をかがめて構えます。その時できるだけ顔をキューまで近づけて的球に焦点を合わせた時に見える手球と的球の重なり具合を厚みと表現します。

もちろん手球・的球・ポケットがまっすぐの配置であればその重なりにズレはありません。そして手球・的球・ポケットに角度が付いている場合はその的球とポケットを結んだラインのポケットの反対側、いわゆるイメージボールと言われる場所にへキュー先を向けた時に見える時の手球と的球のズレ具合を厚みと呼びます。

簡単にいえば構え目線で見た時の手球と的球の重なり具合の映像です。よくビリヤードの入門書でこの重なり具合を1/2、1/3などの表現をしています。

ではこの厚みを正確に捉えるためにどのようにイメージを行えば良いのか?まずは基本から

一番メジャーなイメージボールによる厚みの捉え方

一般的にはこのイメージボールをイメージしなさいというのが一番メジャーでしょう。

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的球とポケットを結んだラインのポケットとは反対側に頭の中で描いたボールをイメージするというものです。上級者でも多くのプレイヤーがこの方法を使っています。

このイメージボールに向けて手球を撞けば理論的には的球はポケット出来ることになります。このイメージボールに向けてまっすぐ撞くということからビリヤードの練習がセンターショットというまっすぐの配置をひたすらショットする練習が生まれたのでしょう。

少し経験が必要なパイプラインによる厚みの捉え方

次はイメージボールを少し発展させたパイプラインによるイメージ方法です。

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よくシューターと言われるプレイヤーが用いている手法で、的球がポケットへ走るラインをパイプ型で捉えその方向に走るよう手球も的玉へパイプでラインをイメージする方法です。この方法では若干プレイヤーにより表現方法に違いがでてきます。

パイプラインでイメージするためには手球が的球に転がり的球がポケットへ向かう映像が正しく頭の中へリアルにイメージできなければなかなかうまくいきません。

初心者へ聞いたところこのパイプラインのパイプの太さが曖昧だとのことです。確かにあまりビリヤードの経験のない初心者ではボールが台の上を転がっている風景を目で見た経験も少ないため正確なパイプラインをイメージすることは難しいと思います。

厚みが見やすい?クッションラインのイメージによる厚みの捉え方

今度は図の様にポケットと的球を結ぶ背面にクッションをイメージする方法です。

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これは的球がクッションタッチの配置を得意とするプレイヤーに多く見られます。的球の後ろにクッションをイメージすることにより的球のポケットへ向かう方向性を正しく認識しやすくできるようにできます。

これもある程度ビリヤードの経験がないと難しいでしょう。クッションのラインを正確に的球の後ろにイメージできなければシュートを成功させることはできません。

厚みはプレイヤーによって様々なイメージの方法がある

代表的な厚みの捉え方を紹介しましたがプレイヤーによりそのイメージの方法は異なりビリヤードを始めたばかりの初心者にはどれも難しい方法です。一番イメージしやすいのは最初に紹介したイメージボールですが、このイメージボールもやはりある程度の練習を行わないと正確なイメージボールを描くことはできません。

今回の方法はあくまで厚みを捉える一例である程度の人には理解しやすい表現方法と思います。どのような方法を取ってもシュートが成功すれば問題はありません。しかし実際のビリヤードではこの厚みのイメージだけではシュートを成功させることは不可能です。正しくは角度のある配置は今回の方法だけでは不可能ということです。続きは次回。

それではまた。

 

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